研究報告Report

Taste Time Machine : 飲食物を過去や未来の味に変える装置の実現に向けて


Journal: 第31回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2023)予稿集

Pages:55-61

Source URL:https://www.wiss.org/WISS2023Proceedings/


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Keywords:味覚メディア / 味覚ディスプレイ / TTTV / TTTV3 / 時間 / 熟成 / Taste-TIme Traveller / 味のタイムマシン


Abstract

もし我々人間に「時間を自在に操る能力」があれば,熟成年数が浅いウィスキーの時間を10年早送りしたり,黒く熟れたバナナの時間を数日巻き戻したりして食しているだろう.本稿では「味のタイムマシン」の実現を目指す. 食品の味変化を測定・モデル化し,味物質や中和剤を添加して時間の順行・逆行両方向での味変化を可能にした.たとえば未熟なトマトや作りたてのカレーの味を数日後の味に変え,熟れたトマトや一晩おいたカレーの味を,以前の味に戻せるようになった.