予稿集Proceeding

Taste-Time Traveller:食品の時間を操る味覚AR装置


Journal: 第31回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2023)予稿集

Pages:1-3

Source URL:https://www.wiss.org/WISS2023Proceedings/data/2-C06.pdf


Published:


Keywords:味覚 / タイムマシン / 味時間


Abstract

本稿第二著者は,食品の時系列変化を味センサで測定し,液体を噴霧することによって時間の変化を再現する方法について検討した.たとえばバナナやトマト,カレーの味を熟成させたり,逆に熟成したものの味をもとに戻したりする試みも行っている.この知見を利用すれば,味覚において「時間を自在に操るような体験」が提供可能であると考えられる.本稿では,この体験が行えるシステムを試作した.提案システムTaste-Time Travellerに食品を入れ,ダイヤルを回すと,指定した時間が経過した後の味や,指定した時間だけ前の味に変えられる.それだけでなく,半透明なスクリーン上で視覚的な変化も行う(たとえばバナナが青くなったり黒くなったりする)ことで,時間旅行者が味を操っているかのような感覚を生み出すことを試みた.