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速さと正確さへの主観的なバイアスがポインティング手法評価の一般化可能性に与える影響


Journal: 情報処理学会論文誌

Volume:65

Number:2

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Publisher:情報処理学会


Keywords:Pointing / GUI


Abstract

新しいポインティング手法を評価するとき,実験では「できるだけ速く正確に」タスクを行うよう教 示するのが一般的である.しかし,速さと正確さのバランスは参加者ごとに異なり,これが結論に影響を 及ぼす可能性がある.本稿では,3 つの主観的バイアス(速さ重視,ニュートラル,正確さ重視)が,既存 のポインティング手法である Bubble Cursor と Bayesian Touch Criterion の評価結果に与える影響を検証 した.結果,Bubble Cursor は全バイアス条件でベースライン手法の性能を上回ったが,Bayesian Touch Criterion は,より単純なターゲット予測手法の性能を下回り,元の論文とは異なる結果となった.このよ うに,複数のバイアスを調査することで,手法の特性をより正確に議論し,一般化可能性の高い結論を得 ることができる.本稿では複数の主観的なバイアスを実験条件に加えることが望ましいと提言する.