明治大学大学院 先端数理科学研究科 先端メディアサイエンス専攻 宮下研究室所属 修士2年
2015年,横浜市立横浜サイエンスフロンティア入学.2018年に卒業後,同年に明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科入学.2022年に卒業後,同年に明治大学大学院先端数理科学研究科先端メディアサイエンス専攻入学.現在に至る.
HCI Researcher
様々なデバイスや状況が人間のポインティング動作に与える影響の調査,操作時間予測モデルの構築も行います.
趣味:ベース演奏
研究分野
Human Computer Interaction,Performance modeling,Gaze-Interaction
受賞
- 情報処理学会 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会 研究会貢献賞(HCI197,HCI199,HCI200での発表に対して)
- 情報処理学会 第199回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会 学生奨励賞 (「ノッチがポインティングの操作時間に与える影響」に対して)
記事掲載
- MacBook Proのカーソルはノッチでワープしたほうが良い?明治大学が研究を発表(iPhone Mania)
- MacBook Proの“ノッチ”でマウス操作が遅くなる問題を改善、その方法は? 明治大が実証(ITmedia NEWS)
- MacBook Proの“ノッチ”でマウス操作が遅くなる?Windowsで再現、明治大が1万回以上テストし検証(ITmedia NEWS)
研究業績
- 大塲洋介, 宮下芳明.ポインティングにおけるカーソルを遮蔽するノッチに関する調査.情報処理学会論文誌,Vol.65,No.4,2024.
- Nobuhito Kasahara, Yosuke Oba, Shota Yamanaka, Anil Ufuk Batmaz, Wolfgang Stuerzlinger, Homei Miyashita. Better Definition and Calculation of Throughput and Effective Parameters for Steering to Account for Subjective Speed-accuracy Tradeoffs. In Proceedings of CHI 2024.
- 大塲洋介, 宮下芳明.遮蔽物の位置がポインティングに与える影響,研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI),Vol.2024-HCI-206,No.15,pp.1 - 8,2024.
- 大塲洋介, 宮下芳明.カーソルの遮蔽の影響を考慮したポインティングのモデル化,研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI),Vol.2023-HCI-205,No.39,pp.1 - 8,2023.
- 富張瑠斗,木下大樹,大塲洋介,山中祥太,宮下芳明.ポインティングにおける低視力者のためのターゲットサイズ補正.研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI),Vol.2023-HCI-205,No.39,pp.1-7,2023.
- 木下大樹,大塲洋介,富張瑠斗,山中祥太,宮下芳明.速さと正確さへの主観的なバイアスがポインティング手法評価の一般化可能性に与える影響,情報処理学会,Vol.65,No.2,2024.(採録決定)
- Yosuke Oba, and Homei Miyashita. 2023. Effect of the Notch a Cursor Cannot Enter for Pointing Movement Time. In Graphics Interface 2023.
- Yosuke Oba and Homei Miyashita. 2023. Effect of a Cursor Warping Left and Right of the Notch. In Extended Abstracts of the 2023 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI EA ’23), April 23–28, 2023, Hamburg, Germany. ACM, New York, NY, USA, 8 pages.
- Nobuhito Kasahara, Yosuke Oba, Shota Yamanaka, Wolfgang Stuerzlinger, and Homei Miyashita. 2023. Throughput and Effective Parameters in Cross- ing. In Extended Abstracts of the 2023 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI EA ’23), April 23–28, 2023, Hamburg, Germany. ACM, New York, NY, USA, 9 pages.
- 木下大樹,大塲洋介,富張瑠斗,山中祥太,宮下芳明.速さと正確さへの主観的なバイアスがポインティング手法評価の一般化可能性に与える影響,インタラクション2023論文集,pp.78-87,2023.
- Shota Yamanaka, Taiki Kinoshita, Yosuke Oba, Ryuto Tomihari, and Homei Miyashita. 2023. Varying Subjective Speed-accuracy Biases to Evaluate the Generalizability of Experimental Conclusions on Pointing-facilitation Techniques. In CHI Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI ’23), April 23–28, 2023, Hamburg, Germany. ACM, New York, NY, USA, 13 pages.
- 大塲洋介,宮下芳明.ノッチの左右でワープするカーソルの効果の検証,研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI),Vol.2023-HCI-201,No.11,pp.1-8,2023.
- 大塲洋介,木下大樹,宮下芳明.カーソル進入不可領域による反応時間未満でのポインティング,第30回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ (WISS2022) 論文集,pp.1-3,2022.
- 大塲洋介,宮下芳明.カーソルが進入できないノッチがポインティングの操作時間に与える影響,研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI),Vol.2022-HCI-200,No.37,pp.1-8,2022.
- 大塲洋介,宮下芳明.ノッチがポインティングの操作時間に与える影響,研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI),Vol.2022-HCI-199,No.2,pp.1-8,2022.
- 富張瑠斗,木下大樹,大塲洋介,山中祥太,宮下芳明.視力の低下がポインティングパフォーマンスに及ぼす影響,研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI),Vol.2022-HCI-199,No.5,pp.1-7,2022.
- 木下大樹,大塲洋介,富張瑠斗,山中祥太,宮下芳明.ポインティング手法の評価実験における速さと正確さへのバイアスが評価結果に与える影響,研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI),Vol.2022-HCI-199,No.37,pp.1-8,2022.
- 大塲洋介,薄羽大樹,山中祥太,宮下芳明.画面角と画面端のターゲット配置が操作時間に与える影響,研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI),Vol.2022-HCI-197,No.55,pp.1-8,2022.
- 大塲洋介,島田雄輝,宮下芳明.Dwell and Pursue: 注視すると移動するターゲットを視線で追従するポインティング手法,第28回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ (WISS2020) 論文集,2020.